(2024年3月23日に更新)
・面接の流れにルールってあるのかな
この記事は、このような悩みを持つ方に向けて書いています。
基本的な面接の流れや、変則的な流れを知っておくことで、
本番のときも慌てることなく柔軟に対応できるようになりますよ!
・あらかじめ「型」を理解しておくことで、本番で慌てることなく対応しやすくなります。
【目次】
面接の流れ、3つの型を理解しておこう
今回紹介するのは、下記3つのポイントになります。
✅基本型:まずは基本をおさえよう!
✅変則型:いきなり仕事(業務内容)の話に突入!
✅早期終了型:出だしの質疑によっては強制終了のリスク有!
それでは、1つずつ見ていきましょう。
解説
①基本型:まずは基本をおさえよう!
ずばり、基本型はこれです▼
STEP2) 志望動機の説明と質疑
STEP3) 研究(卒論)の説明と質疑
STEP4) 課外活動や趣味の説明と質疑
STEP5) 会社に入ってやりたいことの説明と質疑(将来のキャリアパス含む)
STEP6) 志望者からの質問
STEP7) 終わりの挨拶
多少STEPが前後することはありますが、ほどんどの面接がこの型に当てはまります。
限られた時間の中で、面接官は志望者の特性に応じて、どのSTEPに重みを持たせるか判断しています。
②変則型:いきなり仕事(業務内容)の話に突入!
自己紹介(STEP1)の後、いきなり会社に入ってからやりたいこと(STEP5)に突入するパターンです。
このパターンに行くのは、大きく分けて2つの条件が影響します。
- ES(エントリーシート)の内容と志望している会社・事業部の業務内容が大きくずれている
- 志望者のスペックが高すぎる
①ESの内容と志望している会社・事業部の業務内容が大きくずれている
例えば、会社の業務内容(募集要項)がWebマーケティングなのに対して、
専攻はロボット工学、将来やりたいことはロボット制作と書かれてあるケースを想像してみましょう。
本来なら書類選考で落ちるはずですが、学業成績も良く、
コミュニケーション力も高そうなので面接することになりました。
このようなケースでは、実際の面接の中で、
- 「なぜ当社を志望したのか?」
- 「当社でどんなことが実現できると考えているのか?」
- 「Webマーケティングとロボット制作をどう結び付けているか?」
といったことが焦点になるでしょう。
②志望者のスペックが高すぎる
- 成績はオールA
- 文武両道でESには非の打ち所がない
- 専攻科目は会社の事業内容ともフィットしている
- 更に面接の中の自己紹介で、人柄の良さやリーダーシップの素養も確認できた
というスーパーマンを想像してみましょう。
この場合、開始数分で合格を決めているパターンが多いです。
そして面接官としては、「なんとしてもわが社に来て欲しい」モードになり、
仕事の話や将来のキャリアの話など、会社の魅力をアピールできるような話題
(要するにラブコール)を積極的にするようになります。
③早期終了型:出だしの質疑によっては強制終了のリスク有!
3つ目は早期終了型という、かなり特殊なケースです。
例を2つ挙げます。
- 「それはESに書いてある通りですが」
- 「返事すらしないパターン」
①「それはESに書いてある通りですが」
これは高確率(約50%)で発生する要注意ワードです。
質問に対して「それはESに書いてある通りですが、」というのを枕詞にしてから回答するパターン。
この枕詞、絶対に付けない方が良いです。
まるで、「ESに書いてあるんだからわざわざ聞かないでくれ」と言っているかのように聞こえてしまいます。
結果、面接官としては、「この面接は早めに終わらせよう」という気持ちになるでしょう。
②「返事すらしないパターン」
たとえ面接直前であっても辞退の連絡をした方が、よっぽど自分のためにも会社のためにも良いです。
まとめ
面接の流れ、3つの型について解説しました。
重要なポイントのまとめです。
①基本型:まずは基本をおさえよう!
STEP2) 志望動機の説明と質疑
STEP3) 研究(卒論)の説明と質疑
STEP4) 課外活動や趣味の説明と質疑
STEP5) 会社に入ってやりたいことの説明と質疑(将来のキャリアパス含む)
STEP6) 志望者からの質問
STEP7) 終わりの挨拶
・志望者のスペックが高すぎて、会社側が面接中にラブコールをするパターン
・社会人の卵として最低限の礼儀が示せない人は強制終了の対象になる場合があります。