【これは言わないで!】新卒面接のNGワード10選【志望動機編】

(2024年3月9日に更新)

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就活生

「あれっ?志望動機説明したら、なんか面接官の表情が硬くなったぞ?もしかしてNGワード言っちゃった?何がいけなかったの?」

この記事では、こういった「やっちまった!」を回避するための、
面接で失敗しないためのNGワードを紹介します。

面接は1回勝負。やり直しがききませんので、しっかり準備しましょう!

本記事の内容

  • 新卒面接のNGワード10選
  • NGワードの解説と面接官の心の声

あれもこれもダメと言われてしまうと嫌になってしまいますよね。

なので、NGワードは10個に絞りました。

ちょっと意識するだけで面接官の印象はガラッと変わるので、
ぜひ有効に活用して、合格をゲットしてください!

新卒面接のNGワード10選

NGワード10選はこちらです。

  1. 明るい社会を作りたい!
  2. 創業者A氏の○○という言葉に共感し…
  3. 御社は○○で世界一の…
  4. 福利厚生が充実していて…
  5. ワークライフバランスを意識して…
  6. なんでもできます!
  7. ○○の仕事にあまり興味はありません
  8. ○○の仕事ができないなら辞退します
  9. 落ちると思ってないんで
  10. (先輩や友達から)いい会社だと聞いたので…

意外なものはありましたか?

これを見て、「当然でしょ?言うわけないよ」と断言できる方は、相当の面接スキルを持っています。

自信を持って本番に臨んでください。

一方、「えっ?何がいけないの?全然おかしくないじゃん!」と思った方、ぜひ最後まで読んでみてください。

きっと面接力を高めるヒントが見つかりますよ。

NGワードの解説と面接官の心の声

①明るい会社を作りたい

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面接官の心の声

「(あなたのビジョンではなく、わが社への入社動機を聞いてるんだけどな…)」

「明るい会社を作りたい」という気持ちは確かにとても純粋で共感しやすい言葉です。

ただ、回答として漠然としすぎていますし、回答と志望動機の関連性が見えません。

聞いているのは、あなたがこの会社を選んだ理由です。

その回答が得られない限り、どんな耳ざわりの良い言葉が聞けたとしても、面接官は納得しません。

あなたのビジョンを語るのは、あなたの将来のビジョンを聞かれたときのためにとっておきましょう。

そして、ビジョンはなるべく具体的に、何を実現したいのか相手が理解できるように伝えましょう。

チェックポイント

具体的なビジョンを持つことは大事。でもそれは、ビジョンを聞かれたときのためにとっておこう。

②創業者A氏の〇〇という言葉に共感し…

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面接官の心の声

「(とっても嬉しいけど、本当にその言葉が志望動機なのかな…)」

Appleの創業者スティーブ・ジョブズが2005年、母校であるスタンフォード大学の卒業生に向けて語った言葉はあまりに有名です。

「あなたの時間は限られている。だから、誰かの人生を生きて無駄にしてはいけない。」

Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.

このような言葉に心揺さぶられ、「自分もそこで働きたい!」と思ったのなら、その気持ちは本物です。

志望動機にしても全く問題ありません。

一方、単に企業サイトだけ見て「おっ、この言葉使えそう」と思って引用した場合はどうでしょうか。

魂の入り方が違いますよね。

大切なのは、「その言葉が本当にあなたの心を動かし、志望動機につながったのか」ということです。

チェックポイント

その言葉は本当にあなたの心を動かしたのか?を自問しよう。

③御社は〇〇で世界一の…

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面接官の心の声

「(みんな同じこと言うな…)」

企業を選ぶ際の指標として、技術力や歴史がよくもちいられます。

企業サイトを見ると、「xxx製品を世界で初めて市場に投入」とか、「創立xxx年の歴史」といった文言をよく目にしますよね。

こうした企業の独自性や歴史をうたったキャッチコピーは、就活生にとってかっこうの「ネタ」になります。

たとえば志望動機が見つからないときに、とりあえず使っておけば間違いないだろう、という心理になりやすいです。

結果、どういうことが起こるかというと・・・

みんな同じことを言うのです(笑)

これでは面接官も、「またか・・・」といった気持ちになってしまいます。

チェックポイント

ありふれたキャッチコピーを流用した回答はなるべく控え、自分の言葉で回答することを意識しましょう!

④福利厚生が充実していて…

面接官の心の声

「(正直でいいけど、それが志望動機なのは寂しいな…)」

福利厚生は現実問題として、良い会社を選ぶ上での選考基準の1つになるでしょう。

誰だってブラック企業には行きたくありません。

ただし、こういった福利厚生を志望動機として主張する人は、自分の『権利』ばかり主張していて、自分がどんな『貢献』ができるかを軽視しています。

あなたが会社の代表の立場だったら、自分の権利ばかりを主張する応募者のことをどう感じますか?

チェックポイント

正直なのは良いこと。ただし、権利を主張するだけの人間は嫌われる。自分にどんな貢献ができるか、というポイントを忘れずに!

⑤ワークライフバランスを意識して…

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面接官の心の声

「(とても重要なポイントだけど、それと志望動機にどんな関係が…)」

多用な働き方が広がってきた現代。

朝から夜遅くまで仕事することに価値を置く人は少なくなってきました。

会社にとっては、ワークライフバランスの改善と利益の確保という両立を実現するため、業務効率化が重要なテーマになっています。

ここがポイントで、ワークライフバランスは会社側の推進と、従業員の協力があってこそ成立するものであって、従業員が受けられる権利ではありません。

つまり、ワークライフバランスの改善は会社やあなたにとって「目標」であって、「志望動機」と考えるには違和感があるのです。

一方、志望する企業が独創的なワークライフバランス改善活動を推進していて、そこに大きな魅力を感じて志望したのであれば、それは非常に力強い志望動機になります!

大切なのは、「その言葉が本当にあなたの心を動かし、志望動機につながったのか」ということです。

チェックポイント

ワークライフバランスと志望動機の関係性を見直そう!単なる権利の主張になるのはNG!

⑥なんでもできます!

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面接官の心の声

「(元気で頼もしいけど、志望動機の説明が欲しいな…)」

どんな仕事にも前向きに、挑戦する気持ちを持って遂行してくれる従業員ほど頼れる存在はいません。

「自分は何でもできる!」という気持ちが持てることは素晴らしいです。

ただし、志望動機の質問はあなたが意気込みを示すターンではなく、「なぜわが社を志望したのか?」という質問に対して理由を回答するターンです。

元気があるのは好まれますが、質問と回答の一貫性が持てないと、話がかみ合わなくなるリスクがあります。

やる気を示すのは意気込みを聞かれたときに取っておいて、志望動機の質問に対しては志望動機の説明に集中しましょう。

チェックポイント

質問と回答の一貫性を意識しよう!「なんでもできます!」は、意気込みを聞かれたときのためにとっておこう!

⑦〇〇の仕事にあまり興味はありません

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面接官の心の声

「(正直に言ってくれて助かったけど、最初からそう言われるとやりにくいな…)」

やりたいこと、やりたくないことをしっかり示せることは重要なスキルです。

入社した後で「こんなはずじゃなかったのに…」なんてなっても誰も嬉しくありませんので。

ただ、その説明を「志望動機の説明の場」で伝えるのは明らかに早すぎます。

また、その「やりたくないこと」が会社にとって「やって欲しいこと」である場合、その瞬間にマッチング不成立となります。

志望動機の説明の場では「自分がなぜこの会社で働きたいと思ったのか」「何をやりたいのか」「具体的に何を実現したいのか」といった前向きな回答を心がけましょう。

仕事をする上でのこだわりがある場合には、その後の質疑応答の中で伝えたり、最後の応募者からの質問の時間を活用すると良いでしょう。

チェックポイント

志望動機の説明はポジティブ中心でいこう!やりたくないことなど、伝えたいことがある場合にはタイミングを慎重に見極めて。

⑧〇〇の仕事ができないなら辞退します

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面接官の心の声

「(だったら辞退してもらうしかないかな…)」

「〇〇できないなら△△します。」

という言い方は相手に猛烈なプレッシャーを与えます。面接官に対しても例外ではありません。

いかに素晴らしい情熱と素質を持っていようとも、この伝え方をして合格することはまずありません。

なぜかと言うと、「こういう人は会社に入ってもすぐに辞めることになるだろう」と直感で分かるからです。

不合格の山を築くことになる前に、「自分は何のために仕事をするのか」「会社で何を実現したいのか」を考え直してみると良いでしょう。

チェックポイント

相手を威圧するような言動は厳禁!自己主張する前に、自分にどんな価値があって、どのような貢献ができる(したい)のかを考えて。

⑨落ちると思ってないんで

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面接官の心の声

「(なに言ってるんだろ…)」

実話なので載せましたが、これを言われたら面接官は100%シラけます。

不合格になりたい人以外は絶対に言わないでください。

チェックポイント

落ちます。

⑩(先輩や友達から)いい会社だと聞いたので…

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面接官の心の声

「(自分の意志はどこにあるんだろう…)」

意外なことに、「他者から推奨」されて志望する人は少なくありません。

もちろん、志望企業を選ぶ上で、他者からの意見は有益な情報になることは間違いありません。

でも、本当にそれだけで決めているのでしょうか?そんなはずはありませんよね。

自分で調べて、「ここで働いてみたい」と思ったからこそ志望しているはずです。

他者の意見など関係ありません。最終的に決めたあなた自身の言葉で伝えましょう。

チェックポイント

最終的に決めるのはあなた。自分の言葉で志望動機を伝えて!

まとめ

今回は、新卒面接の志望動機の説明で絶対に使ってほしくないNGワード10選について解説しました。

志望動機の説明は、面接全体の雰囲気を決定づける力を持つ重要な場面です。

前向きな気持ちで、面接官(会社の代表)の心に訴えるようなメッセージを伝えましょう!

なかなか内定がもらえない…そんなときは

NGワードは分かったけど、実際なかなかうまくいかなくて内定がもらえない…

どうしたらいいんだろう?

といった悩みを抱えている方へ。

はっきり言って、面接で合格するのは簡単ではありません。

なにしろ面接は『試験』ではあっても『テスト』ではないので、

「これが正解!」が存在しないのです。

とは言え、それでは何の解決にもなりませんよね。

私の知る限り、最もコスパが良くてオススメの方法は『就職支援サービス』を受けることです。

具体的には、『転職エージェントを利用すること』です。

え?何それ怪しい・・・

と思われた方は、転職エージェントを利用したことの無い方ですね?

そんな方には、転職エージェントの基礎や活用方法をまとめた下記の記事がおすすめです!

ぜひご覧ください!

➡️ 【面接官直伝】転職エージェントのヒミツと活用方法とおすすめ9選

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