(2022年4月6日に更新)

休日と休暇って何が違うんだろ?
この記事は、この疑問にお答えします。
まず結論から。
休日とは、労働義務のない日を指します。
休暇とは、労働義務はあるけど免除されてる日を指します。
こういった知識は、調べればすぐ出てくるものの、あやふやな理解のまま適当に使用している方が多いですよね。
法律の細かい部分まで知る必要はなくても、基本的な意味や使い方を知っておけば、就活や転職時だけでなく、普段のビジネス会話の中でもしっかりした印象を与えることができます。
そこで本記事では、労働者が最低限知っておくべき休日と休暇の違いについて、分かりやすく解説します。
ぜひ参考にしてください。
- 労働基準法という言葉は聞いたことあるけど中身は知らない方
- 休日と休暇の違いがわからない方
休日と休暇の違い
休日と休暇の違いを一言で言うと、「労働義務があるかないか」ということです。
休日とは、労働義務のない日を指します。
たとえば完全週休二日制(土日)の場合、毎週土日が「休日」となります。
休暇とは、労働義務はあるけど免除されてる日を指します。
代表的なものとして「有給休暇」や「育児休暇」などがあります。
下図は一例です。
完全週休二日制(土日)で、4/21と4/22に有給を取得する場合、休日と休暇は以下のようになります。

休日と休暇の違いが分かると、たとえば以下のような言い方が適切ではないことが分かります。

休日管理をしっかりするのも仕事の一つだ!
誤:休日
正:休暇

土日しか休暇がないのって時代遅れだよね!
誤:休暇
正:休日

余談ですが、英語で休日はholiday、休暇はday offです。
外資系ではこういった表現も使いこなせるといいですね!
まとめ
労働者が最低限知っておくべき休日と休暇の違いについて解説しました。
たかが言葉と侮ってると、求人票などの解釈を誤り、思わぬ損失につながるリスクもあります。
最低限の知識は身につけて、身を守れるようになりましょう!