大手企業だけでなく中小企業からもラブコールが来た!
でも、どの企業も魅力的で決められない・・。
大手か中小か、どういう基準で選んだらいいんだろう?
決断するヒントが欲しい!
多くの企業から内々定をもらい、結局どこに行けばいいのか迷ってしまっている方います。
【目次】
大手か中小か、両方から内々定をもらったときの決断方法
重要なポイントは下記4点です。
- 迷うくらいなら、どちらを選んでも大差無い!
- 大手か中小か、どちらの方が確実に良いという答えは無い!
- それぞれの企業のメリット・デメリットをしっかり把握して!
- 慎重に考えすぎるとドツボにはまる。スピーディーな判断を!
それでは、1つずつ見ていきましょう。
解説
①迷うくらいなら、どちらを選んでも大差無い!
2つの企業(大手企業の第一志望、中小企業の第一志望)から内々定をもらえたとしましょう。
この段階でどちらにしようか迷うということは、既に心の中で「どちらも行きたい!」と思っているはずです。
言い換えると、どちらの企業にも独自の魅力があり、決めきれない状態と思います。
これはもう、いくら悩んだところで明確な結論は出ません。
どちらを選んでも、「あっちに入社したらどうだっただろう」と思うことになります。
一方で、後悔することもありません。魅力があるから入社を決意したわけですから。
それでも決断のためのヒントが欲しい!という場合には、
内々定を受けた企業の人事に連絡し、正直に迷っていることを伝え、疑問に思っている点などを相談してみるのがオススメです。
面接外の企業の対応や姿勢を知ることで、今まで気づけなかった良いところ(または残念なところ)に気づけるチャンスが生まれます。
②大手か中小か、どちらの方が確実に良いという答えは無い!
「そんなことは分かっている!」と突っ込みを受けそうですが、
大手か中小か、どちらの方が確実に良い!という答えはありません。
ですが、まずはこの前提を再認識した上で次のステップに進みましょう。
次のステップとは、自分がその企業を選んだ目的を振り返ることです。
自分の中で、目的が一番熱く語れる方が、自分にとってのベストな企業と判断ができるでしょう。
但し、目的とは別に、次に書くメリット・デメリットに関しては慎重に検討されることをオススメします。
③それぞれの企業のメリット・デメリットをしっかり把握して!
第一志望の企業の場合、その企業の良いところや魅力にばかりフォーカスがあたってしまいがちです。
しかし冷静になって考えてみると、デメリットの無い企業など存在しません。
そしてそのデメリットは、残念ながら企業説明会や面接の場では知ることがほぼ不可能です。
つまり、自分で事前にしっかりと検討しておくことが大切です。
業界や業種にもよるので一概には言えませんが、ざっくり大手と中小の特徴を比較してみましょう。
<大手と中小の比較表>
比較項目 | 大手 | 中小 | メモ |
財務 | 〇 | △ | 財務がしっかりしている大手は安心感が高い |
給料 | 〇 | △ | 大手の方が昇給制度がしっかりしている傾向がある |
ボーナス | 〇 | △ | 大手だと年間で6カ月分ものボーナスが出るところも |
経験の幅の広げやすさ | 〇 | △ | 大手の方が社内異動などの仕組みがしっかりしている傾向がある |
教育 | 〇 | △ | 大手は教育システムがしっかりしている傾向がある |
昇格のチャンス | △ | 〇 | 母集団が少ない➡頑張った分高い評価が得られやすい➡昇格のチャンスが高い |
チームワーク(絆意識) | △ | 〇 | 小集団である方が仲間意識が強い |
変化への対応 | △ | 〇 | 組織の規模が小さい方が機動力があり、決断も早く、適応力が高い |
仕事の幅 | △ | 〇 | 中小は1人で色々なタスクをこなす必要がある分、幅広いことが経験できる |
組織構造 | – | – | 大手は巨大なピラミッド構造。中小はチーム構造。好き嫌いは分かれる |
忙しさ | – | – | 大手であろうと中小であろうと、ブラックなところはブラック(笑) |
ここに示したのは一例ですが、このように書き出すことで、書いた内容と、自分の心とで対話ができます。
- これは大事だな
- これはそれほど重要じゃないな
- これは当初考えていなかったことだな
といった感じで自分の心と対話することで、自分が「最も大切にしていること」が見えてきます。
例えば仕事内容が似ている企業の中から選ぶなら、最終的な決め手は「給料」かもしれません(笑)
④慎重に考えすぎるとドツボにはまる。スピーディーな判断を!
人生における重大な選択である分、最終的にどこにするか、慎重に決めたいと思うのは自然なことです。
一方で、企業側もいつまでも回答が保留されている状態は好ましく思いません。
場合によっては、内定受諾の期限をオーバーしてしまい、最悪内定取り消しになる可能性もゼロではありません。
先に書いたように、迷うくらいならどこを選んでも大差無い!というくらいの気持ちで、スピーディーに判断しましょう!
まとめ
大手企業と中小企業の複数から内々定をもらった際に、どちらにすべきか決めるためのヒントについて解説しました。
重要なポイントは以下の通りです。
①迷うくらいなら、どちらを選んでも大差無い!
・判断するために何か情報が欲しい時には、人事に連絡してみましょう。
・その目的を自分の言葉で熱く語れるなら、本当に行きたい企業と言えるでしょう。
・冷静に分析し、比較してみることで、自分が「最も大切にしていること」を見つけましょう。
・高い給料が欲しい!というのが一番重要なポイントなら、迷わず高い方を選びましょう(笑)
・期限をしっかり守って、自分を信じて決断しましょう。