(2024年2月25日に更新)
面接に悩む人
「どうして面接に受からないんだ…。」
「学業成績は悪い方じゃないし、やる気もあるし、コミュニケーションだってちゃんと取れるのに…。何がいけないの?」
この記事は、なかなか合格がもらえず悩んでいる方、合格する自信が無い方に向けて書いています。
本記事の内容
- 面接で落ちる人の特徴3選
- あなたの印象をガラッと変える面接テクニック
面接で落ちたら凹みますよね。
しかも、何が悪かったのか教えてくれませんので、不合格を繰り返すと完全に自信をなくしてしまい、就職する意欲にまで影響する可能性があります。
そうなる前に、ちょっとだけ冷静に考えてみて下さい。
世の中、なんでもできるスーパーマンなんていません。
誤解を恐れずに言えば、会社の中にいるのは、一般職(平社員)も管理職も含めて、『普通の人』ばかりです。
そしてみんな、その会社の面接を突破して入社しているわけです。
何が言いたいのかというと、『あなた自身の能力に大きな問題があるわけではない』ということです。
ですから、ほんの少しのコツを理解して実践するだけで、面接官の印象はガラッと変わり、面接の成功確率はグッと高まります。
この記事で、あなたの心に小さな希望の光を灯すことができたら幸いです。
【目次】
面接で落ちる人の特徴3選
結論からお伝えします。面接で落ちる人の特徴3選はコチラです▼
- 朝礼暮改
- 竜頭蛇尾
- 話が長い
一つずつ解説していきます。
チェックポイント
3つ全てでなくとも、どれか1つでも心当たりのある人は要注意!
以下の解説を読んで面接力を高めましょう!
朝令暮改
最初に言っていたことと、後から言ったことに矛盾が生じた場合、面接官の印象は一気に悪化します。
- 例1
- 冒頭:御社のことが大好きなので、与えられた仕事なら何でもやります!
- 後半:いや、その仕事はちょっと…。私がやりたいのは…(以下略)
- 例2
- 冒頭:御社が第一志望です!
- 後半:実はすでに2社より内々定をもらっていて、迷っています。
- 例3
- 冒頭:みんなの意見をまとめるのが得意です!
- 後半:一人で黙々と作業をするのが好きです。
こうした朝令暮改のような回答は、実際の面接ではよく発生します。
「自分をよく見せたい!」とか、「良い印象を持ってもらいたい!」という純粋な気持ちが、自分の曲げるべきではない信念まで曲げてしまう、残念なパターンです。
話の前後関係によっては矛盾にならないケースもありますが、
面接は数十分という短い時間の中で応募者の考え方や価値感、能力や伸び代を確認していくわけですから、
一見すると矛盾に聞こえるような回答は、残念ながら印象の悪化につながってしまいます。
印象をガラッと変えるテクニック
自分の考えや意見は、最初から最後まで筋を通す!
竜頭蛇尾
最初はものすごく元気が良かったのに、中盤以降、急激に失速して覇気がなくなるパターンです。
これは皮肉なことに、面接の準備をしっかりやってきた人が陥りやすいです。
どういうことかと言うと、想定された質問には完璧に答えられても、
予期せぬ質問には全く耐性が無く、頭の中が真っ白になって何も答えられなくなるのです。
私は、そういう人をたくさん見てきました。
ここで、大事なことを1つお伝えします。
面接は、試験というよりもコミュニケーションの場です。
一番大事なことは、完璧な回答をすることではありません。
一番大事なのは、ありのままのあなたを見せ、質問に対して誠実に回答することです。
ありのままで誠実に回答している限り、途中で燃料切れになることなどありえません。
そして、回答しているあなたも、質問している面接官も、双方気持ちの良い時間を過ごすことができるのです。
もちろん、想定質問に対して回答を準備しておくことは全く無駄ではありません。
むしろ、ある程度準備しておくことは絶対必要です。
ただし、『それ以外の質問』が来ることも想定の中に入れて、
どんなときも誠実に回答できるようになれば、面接官からの印象はガラッと変わります。
★参考記事①★
よくある質問については、別の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧頂ければと思います。
(2024年3月23日に更新) ・何を聞かれるのか知りたい ・回答例が知りたい この記事は、このような悩みを持つ方に向けて書いています。 新卒面接の準備の1つとして、想定質問と[…]
➡【面接官直伝】中途採用面接では何を聞かれる?よくある質問10選(おまけ付)
(2024年3月23日に更新) 中途採用面接の準備の1つとして、想定質問を考えておくというのは有効な手段です。 新卒面接と違い、転職される方は最低でも1度は就職活動で面接を経験しているため、基本的な質疑応答は[…]
★参考記事②★
『意地悪で難しい質問』については、その意図も含めて別の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧頂ければと思います。
(2024年2月24日に更新) 就活生 「ちょっと、なにその質問!(心の声)」 面接の中で突然、想定外の質問が来て、ビックリしてしまった経験はありませんか? […]
➡【面接官直伝】中途面接での意地悪で難しい質問6選とその対策【転職】
(2024年2月24日に更新) 転職で面接を受けてる人 「えっ?なにその質問…(心の声)」 中途面接で、面接官から想定外の質問が飛んできて、 『ドキッ』 としたことはない[…]
印象をガラッと変えるテクニック
面接の準備はしっかりと。でも想定外の質問はやってくる。
ありのままの姿で、どんな質問にも誠実に回答すること。
話が長い
シンプルに言って、話の長い人は嫌われます。
その回答がどんなに論理的であっても、情熱を感じても、話が長ければ逆効果です。
なぜかと言うと、回答の時間が長くなればなるほど、他の質問をする時間がどんどん短くなっていくからです。
面接の中では、志望動機や強み・弱みといった鉄板の質問の他にも、あなたの能力や会社との相性を確認するための質問をできる限り多くしたいと面接官は考えています。
時間が足りなくなったから、ちょっと延長して…というわけにはいかないのです。
目安として、30秒以上の回答は長いです。
もしも、質問内容が複雑で、回答に時間が掛かりそうな場合には、一旦短く回答をするのがオススメです。
その後で、「もう少し補足説明させて頂いてもよろしいでしょうか?」と確認するのです。
こういった、
相手(面接官)の意図を汲んだコミュニケーションができる人は確実に好印象が得られます。
印象をガラッと変えるテクニック
回答はなるべくコンパクトに。長引きそうなときは一旦区切って、面接官に確認。
相手の気持ちを理解した言動ができる人は、絶対に低い評価にはならない。
まとめ
本記事では、面接で落ちる人の特徴3選と、面接の印象をガラッと変えるテクニックを解説しました。
評価する立場の者とは言え、面接官も単なる人。
「誠実で良い人だなぁ」と思えば、多少「ちょっとここは…」と思う部分があっても、一緒に働いてみたいと思うものです。
ぜひ、面接官から「一緒に働きたい!」と思ってもらえるように、誠実な回答をこころがけてください。