(2024年3月17日に更新)
上司との関係に悩んでいる人
「上司と良好な関係を築きたい。上司とうまく付き合っていくためのコツが知りたいな。」
この記事は、こういった悩みを抱えている社会人の方に向けて書いています。
本記事の内容
- 挨拶に関する注意点
- タスクの優先順位に関する注意点
- 1人にならず、チームを意識する
【目次】
『挨拶』に関する注意点
『挨拶』に関する注意点は3つあります。
注意点
- 受け身にならないこと
- 在宅勤務であってもコミュニケーションの1つとして考えること
- 挨拶の力を軽視しないこと
注意点① 受け身にならないこと
結論は、『受け身にならず、自分から挨拶しよう!』です。
自分から挨拶、できていますか?
「面倒くさい」
「特に話すこともない」
といった理由でスルーしていませんか?
これは本当に大事なことなので最初に伝えます。
自分から挨拶できない人は、上司と良好な関係を築くのは難しいです。
知識があるとか、仕事を覚えるのが早いとか、
そういうことを評価する以前の問題です。
新入社員であれベテランであれ、仕事は挨拶からスタートです。
上司や同僚と気持ちのよい挨拶を交わして、仕事をスタートさせましょう。
注意点② 在宅勤務であってもコミュニケーションの1つとして考えること
結論は、『在宅勤務であっても忘れずに挨拶しよう!』です。
2020年以降、在宅勤務が急速に普及しました。
今や、出社するのは月に数回程度で、ほとんどが在宅勤務、
という方も珍しくありません。
在宅勤務で気を付けたいのが、
同僚や上司とのコミュニケーションが希薄になってしまうこと。
お互い離れたところにいて、オンライン上でしかつながることができないため、
ある程度コミュニケーションが制限されてしまうのは仕方ありません。
でも、だからこそ意識したいのは、
「おはようございます」
「お疲れ様でした」
といった基本的な挨拶。
これができているのは、私の経験上100人中1人くらいです。
つまり、たったこれだけのことをやるだけで、
『上位1%の存在』になれます。
「あなたは、『上位1%の存在』になりたいですか?」
「それとも、『その他99%のうちの一人』になりたいですか?」
電話でなくても、チャットでも構いません。
※上司によって好き嫌いはあるかもしれません
数秒でできるコミュニケーションを取るだけで、
上司との良好な関係構築に絶大な威力を発揮します。
はっきり言って、やらない理由が見つかりません。
注意点③ 挨拶の力を軽視しないこと
結論は、『挨拶を軽視している人は信用されない』です。
『挨拶はコミュニケーションの基本』です。
同じ部署のメンバーだけでなく、他の部署や外部の方とのコミュニケーションでも、
まず初めに行うのが挨拶ですよね。
たとえば、
社外の重要なビジネスパートナーと電話で話すときに、
挨拶もせず、名前も名乗らず、
いきなり要件を言い始めたらどうなるでしょうか?
最悪、たった1回の電話だけで関係が壊れてしまうかもしれません。
「社外の人と電話するときは挨拶するのが当然でしょ!」
そう言いたくなる方もいるでしょう。
でも、それは挨拶の重要性を理解できているということですよね?
それなら、社外”だけ”に限定する理由はないはずです。
社内の人間は、あなたにとって一番身近にいる『ビジネスパートナー』です。
ビジネスパートナーとの基本的なコミュニケーションを軽視していては、
良好な関係が築けるはずがありません。
結果的に、挨拶を軽視している人は信用されないのです。
『タスクの優先順位』に関する注意点
タスクの優先順位に関する注意点は次の3つです。
注意点
- 言われた仕事を確実に完了させる
- 他の仕事が来ても、自分で判断しない
- タスクと優先順位は毎日確認
注意点① 言われた仕事を確実に完了させる
結論は、『タスクを完了させることがあなたの責任』です。
まずは『自分に与えられたタスクを確実に完了させる』ことを意識しましょう。
確実に完了させるメリット
- タスクが確実に1つ減る
- タスクの完了報告ができる
- 仕事をやり切る姿勢を無言でアピールできる
とは言え、仕事は毎日何かしら増えていきますよね。
増えすぎてしまって、どれから手を付ければいいか分からない・・・
なんてことはよくあります。
その対処方法は次の項目でお話します。
注意点② 他の仕事が来ても、自分で判断しない
結論は、『自分で勝手に判断しないこと』です。
仕事が増えすぎて優先順位が分からない・・・なんてことはよくあります。
そういうときに重要なのは、
『一人で悩まないこと』と『自分で勝手に判断しないこと』です。
仕事は一人でやるものではないからです。
「任された仕事なのだから、他人に頼らずやり切りたい」
そう思うのは素敵なことです。素晴らしい責任感と言えます。
しかし、やり切れない場合、ミスをしたり期限切れになったりして、
結局会社に迷惑をかけることになります。
それは、できる限り防ぎたいですよね。
ですから、『一人で勝手に判断しないこと』が大切なのです。
先輩や上司など、
『困ったときにすぐに相談できる相手』を数人持っておくと安心です。
注意点③ タスクと優先順位は毎日確認
結論は、『タスクの量と優先順位は毎日確認すること』です。
ここまで、『タスクを確実に完了させること』と『一人で勝手に判断しないこと』
について話してきました。
それを意識した上で、『タスクの量と優先順位は毎日確認すること』が大切です。
なぜかと言うと、状況は刻一刻と変わるからです。
- 昨日受けた指示が、今日変わることも
- 昨日までやっていたタスクが、別のタスクに入れ替わることも
- 仕掛かりのタスクを一旦置いて、緊急案件に対応することも
「確認ばかりしていたら、それに時間が掛かって、タスクが進められないのでは?」
そう思う方もいるでしょう。
確かに、確認するだけでは仕事は進まず、
それにばかり時間を取られるのは避ける必要があります。
でも、確認しないで仕事を進めるリスクの方が大きいのです。
- 臨機応変に対応できない人、と評価されるリスク
- やらなくてもよいタスクに時間を使うリスク
- 緊急時に力をなれないリスク
ですから、『タスクの量と優先順位は毎日確認すること』が大切なのです。
こうやって、常に周りの状況や自分の状況を客観的に見て、
必要な確認や相談ができる人は、確実に上司から信頼されるでしょう。
一人にならず、『チーム』を意識する
結論は、『仲間意識を持って、みんなで仕事を進める意識を持つこと』です。
一人で仕事をしていると、ついつい『自分の世界』に入りがちです。
でも、その仕事は『あなたの仕事』ではなく『会社の中の仕事の1つ』です。
つまり、大きなパズルのピースのようなものです。
色々なピース(タスク)と組み合わせて、初めてビジネスとして価値を生みます。
したがって、『自分の仕事』を大事にしつつも、
- 仲間意識を持ち、
- 仲間がどんな仕事をしているのか興味を持ち、
- 必要に応じて協力し合ったりする
そういった考え方ができる人は、
結果的に上司だけでなく、多くのメンバーから慕われます。
「でも、結局重要なのは自分の仕事を完了させることでしょ?」
そう思われた方もいるでしょう。
その通りです。あなたの仕事を完了させるのは、あなたの責任です。
その上で、『自分のタスク』のみに焦点をあてず、
『仲間』や『チーム』にも焦点をあてることで、
”やりがい”や”充実感”を持って仕事ができるようになるでしょう。
そして、あなたが”やりがい”や”充実感”を持って仕事ができるようになればなるほど、
上司との関係もどんどん良い方向に向かっていくのです。
なぜなら、上司の目標は常に、
あなたとチームの力を最大限引き出し、ビジネスを成功させること
だからです。
まとめ
本記事では、『職場で上司と良好な人間関係を築く3つの方法』
について解説しました。
さいごに、重要なポイントをまとめます。
挨拶に関する注意点
- 受け身にならないこと
- 在宅勤務であってもコミュニケーションの1つとして考えること
- 挨拶の力を軽視しないこと
タスクの優先順位に関する注意点
- 言われた仕事を確実に完了させる
- 他の仕事が来ても、自分で判断しない
- タスクと優先順位は毎日確認
1人にならず、チームを意識する
- 仲間意識を持ち、
- 仲間がどんな仕事をしているのか興味を持ち、
- 必要に応じて協力し合ったりする