【面接官直伝】面接後のお礼メールは送っておけば安心【新卒】

(この記事は、2024年1月26日に更新しました。)

 

挨拶はコミュニケーションの基本です。

 

コミュニケーションを大事にする方であればあるほど、
面接前も後も、何かしら前向きな姿勢を見せたいと思うものです。

 

今回は、面接後にお礼メールを送るべきかどうか悩んでしまう方を対象とした記事になります。

 

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最近はオンライン面接ばかり。
おかげで移動時間が削減できて効率よく面接が受けられるようになったけど、
面接後にメールでお礼を書く必要はあるのかな?
お礼を書いておいた方が印象が良く評価も上がるのかな?
もしくは、逆に恩着せがましいと思われて、逆効果なのかな?

 

・面接後にお礼メールを送るべきかどうか、その決断をアシストできるようなヒントをお伝えします。
・メールを送るメリット、送らないメリットを比較して理解できます。
・お礼メールのサンプルも紹介します。

 

<注意事項>
最終的には、本人が自分の責任で決めるしかないことですので、あくまで参考として御覧下さい。

 

面接後のお礼メールは送っておけば安心

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重要なポイントは下記3つです。

  1. 送るか否か迷うくらいなら、送っておいて問題無し!
  2. 実際のところ、送っても評価が上がることはまず無い!
  3. メールを送るメリット・デメリットを比較してみよう!

それでは、1つずつ見ていきましょう。

 

解説

①送るか否か迷うくらいなら、送っておいて問題無し!

Questions

 

送らなかったことで、後になって
「やっぱり送っておけば良かったかな・・」と後悔するくらいなら、

送ると決めて確実に実行した方が精神衛生上も安心できるでしょう。

但し、いかにも使いまわしている感が出ているメールを送るのは避けたいところです。

 

本日はありがとうございました。
緊張しましたが、自分の力を発揮することができました。
本日の面接で、改めて御社で働きたいという気持ちを強くすることができました。
是非とも御社の力になりたく、結果のご連絡をよろしくお願い致します。

 

一見すると熱意を感じる気がしないでもないのですが、
内容的に「どの会社にもそのまま送れるテンプレート」感がにじみ出ています。
お礼メールを送るなら、以下のポイントに着目してシンプルにまとめると良いでしょう。

 

・面接官へのお礼(できれば名前付きで)
・面接の感想(自分にとっての気づき)
・質問(面接で聞けなかったことで、どうしても聞いておきたいことがあれば)

 

件名:【新卒採用面接】面接の御礼 〇〇〇〇(氏名)

本文:
△△株式会社
人事部 採用担当 〇〇様

いつもお世話になっております。本日△△時より、御社の面接を受けさせて頂いた、〇〇〇〇(フルネーム)と申します。

本日は大変お忙しい中、貴重な時間を頂きまして、誠にありがとうございます。

大変緊張しましたが、憧れの御社の面接が受けられて本当に良かったと思っております。
わたくしの質問にも真摯に回答頂き、やはり御社はすごい会社だなと再認識致しました。
特に、面接官の〇〇様のお話の中で、仕事に対する情熱、難しい課題に直面しても笑顔を絶やさず、
チームを率いて問題解決していく強いリーダーシップを直接感じることができたのは、
私にとって大変貴重な財産となりました。
私も将来〇〇様のような、会社に必要とされるリーダーを目指したいと考えております。

若輩者ではありますが、是非とも御社の力になって全力で頑張りたいという気持ちでいっぱいです。
お手数をお掛けしますが、結果のご連絡をよろしくお願い致します。

末筆ながら、貴社の益々のご発展とご活躍を祈念しております。
よろしくお願い致します。

氏名:〇〇〇〇(フルネーム)
電話:xxx-xxxx-xxxx
メール:mensetsu-orei@mensetsu.com(仮)

 

質問に関しては、気になっていることがあれば積極的に聞くことをオススメします。
その場合、まずはお礼の言葉を記載し、その後に追記すると良いでしょう。

面接外の会社の対応や姿勢を知ることで、
今まで気づけなかった良いところ(または残念なところ)に気づくかもしれません。

 

②実際のところ、送っても評価が上がることはまず無い!

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どんなに丁寧なお礼メールを送ったところで、
それによって評価が上がることはありえません。

評価はあくまで、面接時の振る舞いや質疑応答で決まります

つまり一発勝負です。

失敗したと思って後からどんなにフォローを入れても、後の祭りです。

むしろ、長々と感想を書いてきたり、何度も質問を繰り返すようなことをしてしまうと、
コミュニケーション能力を疑われ、マイナス評価になることも考えられます。

面接の中で評価は決まると認識しましょう。

 

③メールを送るメリット・デメリットを比較してみよう!

good or bad

 

メールを送るメリットとデメリットを比較して見てみましょう。

 

メリット デメリット
〇 まとめることで、自分にとっても振り返りになる ✖ 杓子定規なメールは何の効果も得られない
〇 お礼を送ったという安心感が得られる(精神安定剤) ✖ 内容によってはマイナス評価につながる可能性
(長すぎるメール、繰り返される質問など)
〇 気になる点をフォローアップできる ✖ 手間が増える

 

先に解説したように、メールを送ることで評価が上がることはありえませんので、
ぶっちゃけて言ってしまえば

「メールを送る行為は安心感や自己満足感を得るため」

という意味合いが強いです。

 

  1. 面接官の回答や対応に感激してどうしてもお礼を送りたくなった場合
  2. どうしても確認したい項目がある場合(お礼とセットで質問する)

 

不必要なコミュニケーションを避けるということもまた、相手の時間を奪わないという意味で社会の中では重要なスキルと心得ましょう。
但し、相手が誰であれ、感謝の言葉を受け取って悪い気のする人はいません。
送りたいけどどうしようか迷っている方は、思いきって送ることをオススメします。

 

まとめ

summary

 

面接後にお礼のメールを送るべきかを解説しました。

重要なポイントのおさらいです。

①送るか否か迷うくらいなら、送っておいて問題無し!

・送ることで少しでも不安が和らぐなら送るのも手。
・お礼、感想、質問を簡潔にまとめましょう!
②送っても評価が上がることはまず無い!
・お礼メールには評価アップには一切貢献しません!
・むしろ逆効果になる場合もあるので注意しましょう!
③メールを送るメリット・デメリット
・どうしてもお礼を伝えたいときや確認したい項目があるときのみ、送るのがオススメ。
・不必要なコミュニケーションは極力避けましょう!
面接後のお礼は 送っておけば安心
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